BOOK: 2007年5月アーカイブ
大好きだった、名著「ビジョナリカンパニー」の続編が出ていました。
今回は、「時計を作る人」に焦点を当てた、「ビジョナリーピープル」です。
前著の「ビジョナリーカンパニー」の中で、時代を超えて繁栄する企業には、今がその時である。と告げるカリスマではなく、今がその時である、と多くの人が判断する為の「時計」こそ重要である。
その時計という仕組みを作る人を、本文では「時を告げる人」ではなく、「時計を作る人」と書かれています。
本書はその「時計を作る人」達、自分の道を追求しつづけ、ひたむきに、真っ直ぐに生きていく人達をピックアップして、彼らがどんな考えで、どんな行動をしているのか、そして、「時計を作る人」になるためには何が大切なのかが書かれている、自己啓発的な本です。
具体的には、ネルソン・マンデラ、ダライ・ラマ、ジミー・カーター、リチャード・ブランソン、ビル・ゲイツ、スティーブ・ジョブズ、ヨーヨー・マ、U2のボノなど、200人のビジョナリーに10年間かけてインタビューした結果を基に書かれた本です。
これだけでも、一読の価値ありな感じです。
筆者が学んだのは、並外れた人たちやチームそして組織というのは、たいていの場合、ごく普通の人たちが自分自身にとって大切だと思っていることが、結果的に並外れていたに過ぎない、という事実だった。
序章からの引用ですが、時を告げる人=カリスマではなく、ごく普通の人達の成果が結果的に、優れた成果を残したということが、「時計を作る人」こそが重要であるという一つの証明になっている様な気がしています。
蛇足ではありますが、著者の名前に、「ビジョナリーカンパニー」著者の一人、ジェームズ・C. コリンズの名前が無いのは何故なんだろう?

『ビジョナリー・ピープル』
ジェリー・ポラス、スチュワート・エメリー、マーク・トンプソン 著
英治出版 ¥ 1,995 (税込)
最近リメイクされて何かと話題の竹宮 惠子 の「地球へ・・」を読みました。
30年前のSEコミックなんですが、その斬新なストーリーと綺麗な絵は今読んでも全然遜色は有りません。
特に最近アニメでリメイクされていて、その一話をみて、どうしても気になっていたので、これまた最近出たばかりの愛蔵版を買ってきました。
舞台は、現代から遠く離れた未来―S.D.(Superior Dominance:特殊統治体制、西暦3千数百年)の時代。
人類が地球を窒息させている」と結論付けた一部の人間の考えにより、人類の手ではもはや修繕不可能なまでに進んだ環境破壊で生命滅亡の淵にある地球を再生するため、全ての人間がマザーコンピュータとともに植民惑星へ退去します。
その後人類は全てを類は出生から成長、死に至るまですべてコンピュータによって完全に委ね、思想教育を行い、14歳の「目覚めの日」前後に成人検査で健全なであるとコンピューターに判断された人間のみが成人として、再生されつつある地球での暮らしを許されるという、管理された社会を作ります。
しかし、その過程で特殊なエスパー能力を持った「ミュウ」といわれる新たな人類も誕生させてしますます。地球を導く立場にある一部のエリート達、そしてマザーコンピューターは「ミュウ」を迫害し、根絶やしにしようとします。
迫害を逃れたミュウ達は、なんとか人間達と共存すべく、そして、母なる星「地球」へ帰るべく、必死に呼びかけますが、人間達にはその想いは伝わりません。
人間とミュウとの悲しい歴史を繰り返すなかで、主人公ジョミー・マーキス・シンがミュウとしての強大な力に目覚める。
というところから始まります。
個人的には、人間社会でエリートとして成長してゆく、キース・アニアンの無感情で冷徹でありながら、人としての感情の二律背反性が非常に好きでした。
昔の漫画とはいえ、とっても斬新なので、興味のある方は是非。
















