BOOK: 2006年4月アーカイブ
「グーグル―既存のビジネスを破壊する」を読んでみました。
梅田さんの「Web進化論」と重複する内容が多いんですけど、書き方が全然違う。
読んでいる時はドラマチックな感じに書かれているように感じたんです。
そう感じた理由を後になって考えて見ると、一つは言葉の選び方にありそうです。
「ウェブ進化論」はリポートの見出しのような言葉を使っています。一方「グーグル―既存のビジネスを破壊する」は象徴的に言葉を使っていますね「パンドラの箱」とか、「神の遍在」とか。
作者の経歴にを見ると妙に納得。梅田さんはコンサルタントで分析的アプローチで書いている印象、佐々木さんはジャーナリストだけあって、事実を時系列に書いている。フィクションを効果的に織り交ぜてイメージしやすい用に書いています。
どちらも非常に魅力的な文章を書いているのだけれど、アプローチの違いでガラっと印象が違う。
内容的に一番違うのはGoogleに盲目的に追従することに警鐘を鳴らしている点ですね。
Google八分や、adsenceの一方的な取り消しの話も時折聞いた事ありますけど、改めて最終章の「すべてを支配していく」なんかは思わずゾッとしてしまいました。
自分強化月間三十冊目の本。
本当は3月中にエントリしてしまいたかったんですけど、エントリするのが遅れてしまいました。
この本は、一度読んだことがある本なんですが、折角の機会なんでもう一度読み直してみようと思った一冊です。
ネットワークといってもWWWとかのネットワークではなくて、あれもネットワークの一つなんですが、この場合のネットワークは人と人のつながりのネットワークです。
複数の人間が存在すれば、そこにネットワークが生まれるんです。現実社会のネットワークはさぞかし複雑だろうと思いきや、そうでもない。
1967年ハーバード大学教授スタンレー・ミルグラムは驚くべき事を発見します。
「世界の誰とでも六人でつながれる」というものです。
つまり、友達の友達の友達の・・・とずっとたどっていけば、6人を経由して世界のだれとでもつながれのです。「六次の隔たり」なんていいますが、これはパレートの法則(80対20の法則)ぐらい一般的な法則です。
そんなネットワークに関するTipsが書いてあります。
ネットワークというものがどのように形成されていくか、現在のネットワークがどんな形になっているかを解説されていたり。
正直面白いです。初めて読んだときは今までのネットワーク観が見事に変わった一冊でもあります。
自分強化月間二十九冊目の本。
タイトルが気になって衝動買いした本なんですけど、
なかなか面白い本でした。
実は現実社会のうち99.9%は仮説の上に成り立っているんだよ。
って本です。
知っていましたか?
実は飛行機が飛ぶ理由って科学的に解明されていないんです。
翼の形のおかげで、空気の流れの速度が違ってくる。そのため、翼の上部の空気と下部の空気の間に気圧の差が生まれて、揚力が発生する。
一般的な飛行機が浮かぶ理由なんですが、
実はコレ、科学的に証明されていないそうです。
ワシントン大学の航空力専門家のスコット・エバーハートのレポートに端を発するものなんですが、ちょっとしたセンセーションを起こしたそうです。
他にも一般化的にしられているけど、実際証明されていない事ではこんなものがります。
- マイナスイオンは何故体にいいのか?実際に体にいいのか?
- 地震の原因はプレートのズレというのは証明されていない。
- 地球温暖化の原因と二酸化炭素の増加は関係があるか解らない。
- 全身麻酔が効く理由は実はよく解っていない。
こうしてみると、我々が当たり前だと思っている事柄は、実は単なる仮説なんです。
なぜなら、科学という学問自体が、仮説から推測する演繹的なアプローチをとる学問だからです。
とある実験をしてみて、共通の現象が発見できたらそれを仮説としてまとめて、
その仮説が正しいか判断する実験を行い、それらしい結果が得られれば、発表してしまう。それが科学なんです。
同じ理系科目でも数学は帰納的なアプローチをとりますので、証明された事柄はまず正しいのですが、科学は実はザルです。一つの仮説が崩れてしまえば、その仮説をもとにしているモノも、同様に否定されてしまうんです。
怖い学問ですね。


















