2日目の感想書いていきます。

2日目は10時半スタートで、休日のエンジニアにはなかなかつらい時間です。

しかし、1限からみたいトークだらけでだったので朝から参加。

「新しい」を生み出すためのWebアプリ開発とその周辺 -Yusuke Wada

yusukebeさんのトーク。今年のベストスピーカー1位のトークです。なにがビックリしたって、朝一のトークなのに会場は凄い人数でした。

内容としては、新しいサービスを作るときに、どのようなステップでサービスを作り上げていくか、yusukebeさんの体験を基に話されていました。一番はじめに「哲学」がありきってのは凄く良いアプローチだなと思いました。

朝一にもかかわらず、おっぱいの話やYourAVHostの話がでくるあたりが、らしいなという感じです。また、ボケてのスライドはスベリしらずでちょっとズルいなとw

なお、yusukebeさんのイチオシ女優は成瀬心美だそうです。これ大事。

 

次の時間帯のトークも聞きたいの一杯あったんですが、LT-Thonの方がきになってしまい、しばらくLT-Thonを聞いていました。もともと予定されていたLT意外にも、どんどん希望者がでてきて、異様な盛り上がりを見せていました。LTの雰囲気も凄くよかったし、普通にレギュラーのトークとしても面白いものが沢山あって、離れられなくなってしまいました。

ランチを挟んで午後の部です

Perl今昔物語 -Tomihisa Fuon

こちらはパネルディスカッション形式で、いままでのYAPCの歴史を振り返るという企画

パネラーはmiyagawaさんnekokakさんtokuhiromさんnaoyaさん凄い顔ぶれです。自分はYAPCの初参加は2008年だったので、それ以前の話を聞くのは新鮮でした。このトークの中で何度かでていたのが、Perlだけでなく、他の言語を使うとこでいろいろな物が見えてくるって話。確かにそうだなぁと思う反面、最近Perlしか書いてないので、たまには別の言語で書いてみようかなと思わせてくれる内容でした。

ちょっとショックだったのは、emacs派かvim派かって話がでたときに、「emacs使いはおじさんだからね」って話があったときでしたw

トーク後の質問で「最近新しい技術とかモジュールの流れが止まってませんか?」というなかなか鋭い質問があがってました。確かに今年はどちらかというと運用に関わる話が多かったと思います。この質問に対して、miyagawaさんが「新しいモジュールとかが出来る流れって、YAPCのトークのためのネタ作りから生まれる」みたいな事を言っていて、Perlハッカーって凄いなと改めて感じました。その辺りの話凄く面白いので見てない方は動画で見てみると良いと思います。


そういえば、この時間の裏でやっていたLT-THONがめちゃくちゃ盛り上がってたけど、なにがあったんだろう・・・いまだに気になっています。


10 more things to be rapped off -Tatsuhiko Miyagawa

ことしのベストスピーカー賞2位のトークです。

一つ前のパネルトークでmiyagawaさんやnaoyaさんが言っていた、他の言語をつかっていると見えてくる物があるとか、これからまた技術の入れ替わりがあるかもよ?という話の一つの回答のようなトーク。他の言語ではこんな便利な物あって、こういうのPerlでもあるといいなぁというモノを紹介されてました。20分のトークだったので、全部紹介しきれなかったのですが、あとでスライド見るのが楽しみです。そのうちいくつかはすでにPerlでの実装が進んでいるようなので、今後も注目ですね。

ここで再びLT-THONが気になってきたので、見に行くことに。ここからLTまではずっとLT-THONの方をみていました。ほんとトークも聞きたかったんだけど、結局どれか一つしかみれないし、LT-THONのいつ何が発表されるか解らない感があって、離れられませんでした。トークの方は動画でもみれるけど、LT-THONの方はどうなるのかちょっと解らなかったからというのもあります。

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画像だとこんな感じ。ちょうどYappoさんが飛び込みの超LTでドラクエの話をされてるシーンです。ほんとにドラクエの話を淡々としてて面白かった。

席に結構空きがあるように見えますが

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実は立ち見が一杯います。この後ろにも充電しながら見てる人たちもズラッと居ます。教室だと座りっぱなしなので、立っていたくなるんですね。このLT-THONの何が起こるか解らない感じがめちゃくちゃ面白かった。あとすっごいマニアックなトークも多くて、エクセルネタや電子工作などバラエティに富んでいて飽きませんでした。

ほんと良い企画だったと思います。もっと沢山の人がしゃべれそうな感じだったので、来年は複数あっても楽しいかも。まぁ見る側は何処見て良いかわからずもどかしくなりそうですけど・・・

Lightning Talk

LT2日目。相変わらずレベル高い&腹痛い。ほんとどれも面白かったんですが、印象強かったのが「Imager::Heatmapでホットなエリアを可視化する!」と「それ PHP でできるよ」と「Perl11」と「みんなだいすきサスペンダー」あたりです。とくにIngyのPerl11はインパクト強かった。

How Perl Changed My Life -Gosuke Miyashita

ことしの最後のトークはmizzyさんによるお話。ここ最近の慣例で、最後のトークは技術的な話ではなく、ちょっと心に来るお話。

Perlを始めて、モジュールかいて、トークをすることで、どんどん人生が変わっていったんだよって話は、あの場にいた人たちに自分達ももっといろんな事に挑戦してみよう!と思わせてくれたんでは無いでしょうか。

トークの終わり頃に、Perlの産みの親であるLarry Wall氏にmizzyさんが「Perlに出会って人生かわりました、ありがとう」(もちろん英語で)語りかけていて、こうやって直接お礼を言えるのって凄いなって思います。なかなか無いですよねこういう機会。Perlはそういう機会が普通にあるのが凄い。

そういえばmizzyさんが「みなさんにとっての人生をかえた事を感想を書くときにでも教えてください」って言葉があったので、自分にとって人生が変わったなと思える事を挙げてみます。

私の人生を変えたのは、私が前職でSIerをやっていたときに出会った先輩です。技術を純粋に楽しんでいる方で、色々はWebサービスや本を紹介してくれたり、習慣やLifeHackを教えてくれたりしました。当時、SIerでのコンサル的な仕事は楽しかったんですが、その先輩に会ったことでWebって面白いな、インターネットって凄いなって思うようになったのでした。

mizzyさんのトークを聞いて、あの頃の気持ちに戻って、また色々やってみようかなという気持ちになりました。とっても良いトークでした。

Closing -Daisuke Maki

なんだかあっという間にクロージングです。ベストトークの発表があったり、今年の統計やなんかの発表がありました。今年の参加者はなんと841人!ここでtwitter上であと100人で941だったのに!ってみんなツイートしてて面白かった。自分もしたんですけどねw

最後の方で、来年はTokyo以外で実施しても良いんじゃない?みたいな言葉があって、来年がどうなるのかドキドキです。まぁそうなると個人的にはどうしようかな・・って所ではあるんですが・・・

2日間あったYAPCもあっという間に終わってしまいました。毎年おもうけど、YAPCにくるとモチベーションが上がって、アレやってみようかな、コレやってみたいなというモノが沢山あって、エネルギーを貰える感じがします。また来年参加出来ることを楽しみにしています。

それまでこのモチベーションを維持していきたいなぁ・・

最後に、運営の皆様、ボランティアスタッフの皆様、スピーカーの皆様、そして参加されたすべの皆様、ほんと楽しいイベントでした。お疲れ様でした!