先週末から風邪を引き込んでしまい、暫く更新が途絶えてしました。 週末はやることが山積みだったのですが、不本意ながら病床に伏していました。 さて、 病床に伏している間、あまりに暇なので、本を読んだり考え事ばかりしていました。 お題は「帝王学」です。 帝王学というと、マキャベリの「君主論」辺りがバイブルになるんですけど、 何遍読んでも、頭では理解出来ても感情で納得いかないことはあるものです。 なぜそんな事を思い至ったかというと、 先週、自分より20も年上の人と話していて、色々話を聞いているうちに、「どんな組織であれ、政治闘争ってのはあるんだなぁ」と感じたんです。 僕個人は、あまり政治に興味がない(「自民、民主どちらでも良い」とかいう意味ではありません)、というより、好んで近寄りたくないと普段から考えているんですが、全員が全員そういう訳にはいかないのも事実です。 僕自身にしても、「みんなが幸せになれるなら、其れが一番いい」と思っていたって、自分の周りに反対勢力が居ること位認識しているし、どちらかというと控えめな平和主義者なので、降りかかる火の粉は払わなければならないしお互いの主張が相反するときには、出来るだけ公正にではあれども戦わなければばらない時もあるかなって位の覚悟は有ります。 とはいえ、自分の周りの政治闘争には全然関わるつもりはなくて、はっきり言ってしまえば、自分が指向する結果がでるならば、どんな体制だって良いんです。「詰まるところ、政治は結果でしかないのだ」と思うわけです。 どれだけ素晴らしいカリスマ指導者だろうと、成果が出せなければ、単なる扇動政治家でしか無いわけだし、愚鈍であっても、補佐する人間が優秀で結果として、素晴らしい成果があがるなら、それで良い。(あるいは、自身に能力がなくとも、優秀な人間を見抜く目があったなんて評価も成り立つかも) 正直言ってしまえば、権力闘争なんてご免だし、この世の中理想通りに行かないことも多々あるでしょうけど、それでも僕は周りの人たちを悪く思いたくない。 なんてのは20代の小僧の台詞でしかないのかもしれませんが・・・