最近人から紹介された本がアタリ続きなので紹介。
二冊目
「重力ピエロ」
作者は伊坂 幸太郎。
なんだか気になったんです。
不思議な、不思議な雰囲気の小説。
ちょっとamazonの紹介を拝借。
半分しか血のつながりがない「私」と、弟の「春」。春は、私の母親がレイプされたときに身ごもった子である。ある日、出生前診断などの遺伝子技術を扱う私の勤め先が、何者かに放火される。町のあちこちに描かれた落書き消しを専門に請け負っている春は、現場近くに、スプレーによるグラフィティーアートが残されていることに気づく。連続放火事件と謎の落書き、レイプという憎むべき犯罪を肯定しなければ、自分が存在しない、という矛盾を抱えた春の危うさは、やがて交錯し…。
なんだか重そうな感じですけど、全編とおして軽快な語り口で書いてあります。
この弟の「春」が凄くあっけらかんとしているんです。
ルックスがすっごく綺麗で、語り口もスマートなんだけど、変な性格をしているんです。
ガンジーを尊敬しているのに、バットで人を殴っちゃったり。
論理的なのかと思いきや、感情的になったり。
すっごく不思議な感じで、読んでいる間に好きになってしまいそうなほどです。
あと、兄と弟の会話がなんだか楽しげで、一人っ子の私には、「いいなぁ」って感じちゃう位、リアリティがあるんです。話の内容は結構むちゃくちゃなんですけどね。。
ちょっとミステリーな感じですけど、
テーマの割に重苦しく無くて、凄く素敵な作品でした。
「本当に深刻なことは陽気に伝えるべきなんだよ」
っていう作中の「春」の台詞がなんだか響いた一冊です。
しばらく伊坂 幸太郎にはまってしまいそう。
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