2006年4月アーカイブ
たったいま我が家近辺では雷がスゴイです。Thunderstormです(とくに意味なし)
雷がゴロゴロいっているのに外が異様に明るいので思わず窓を開けて、絶句してしまいました。
なんかね、黄金色なんですよ。すべてが。
なんでこういう色になるのかわからないですけど、
「お〜、神々の黄昏〜」などと訳の解らないことを口走ってはしゃいでいます。
雷っていいですね〜、非日常的な感じがして、世界の終わりみたいで。
でも、この雨の中出社するのはだるいな・・・
「グーグル―既存のビジネスを破壊する」を読んでみました。
梅田さんの「Web進化論」と重複する内容が多いんですけど、書き方が全然違う。
読んでいる時はドラマチックな感じに書かれているように感じたんです。
そう感じた理由を後になって考えて見ると、一つは言葉の選び方にありそうです。
「ウェブ進化論」はリポートの見出しのような言葉を使っています。一方「グーグル―既存のビジネスを破壊する」は象徴的に言葉を使っていますね「パンドラの箱」とか、「神の遍在」とか。
作者の経歴にを見ると妙に納得。梅田さんはコンサルタントで分析的アプローチで書いている印象、佐々木さんはジャーナリストだけあって、事実を時系列に書いている。フィクションを効果的に織り交ぜてイメージしやすい用に書いています。
どちらも非常に魅力的な文章を書いているのだけれど、アプローチの違いでガラっと印象が違う。
内容的に一番違うのはGoogleに盲目的に追従することに警鐘を鳴らしている点ですね。
Google八分や、adsenceの一方的な取り消しの話も時折聞いた事ありますけど、改めて最終章の「すべてを支配していく」なんかは思わずゾッとしてしまいました。
なんとなくlivedoor Readerを使ってみたんですけど、ルック&フィールが最高にいい♪

当然の如くAjaxでサクサク動くんですけど、細かい部分も色々凝ってますね。
NotifierやBookmarkletもちゃんとあるし、ショートカットキーもある。
特に好きなのはコイツ

XMLHttpRequestが飛んでるときには全力でダッシュする。
普段は画面上部でねっころがってタバコふかしていやがるw
さっきまでBloglinesを使っていたんですが、どうもストレス溜まって・・・。やっぱりAjaxはデファクトだなと再認識。
このインターフェースは最速な人が関っているらしい。
強いて言えばフォルダ型で表示したときに、ドラック&ドロップでフォルダ移動できたら最高かな。
自分強化月間のサマリーをまとめようと思います。
開始 : 2006年2月26日
終了 : 2006年3月31日
※予定より3日オーバー
読んだ冊数: 32冊(数え間違えていた)
一日辺り: 0.94冊
ランク S 〜 C
S : この本に出合えた奇跡に感謝
A : 是非読んで欲しい
B : 良書だけど、若干物足りない。
C : 大体知っていた。本としては悪くない。
あくまでランクは僕にとってその本がどうであったかという視点なので、本自体の評価とは多少ズレます事をご了承ください。
・既に知っていた知識の本は若干評価を下げています。
・読みかけだった本は2冊で一冊分とカウントしています。
1冊目:
「国家の品格」 藤原 正彦 著
ランク:S
日本人であることを誇りに思える素晴らしい一冊。
2冊目:
「人は見た目が9割」 竹内 一郎 著
ランク:C
知っている内容だったのでちょっと辛口。内容はそんなに悪くない。
3冊目:
「座右の諭吉」 齋藤 孝 著
ランク:A
「座右のゲーテ」と共に面白い本でした。
4冊目:
「世界をよくする現代思想入門」 高田 明典 著
ランク:B
判り易くて良かったんですが、相対評価だとどうしてもBに・・
5冊目:
「ダンス・ダンス・ダンス(上)」 村上 春樹 著
ランク:A
春樹はホントいいね。オススメされたかいがあります。
6冊目:
「『中国古典「名語録」―世界が学んだ人生の“参考書”』 守屋 洋 著
ランク:A
中国古典というのは現代読んでも素晴らしいものですね。
7冊目:
『DESIGNING WITH WEB STANDARDS』 JEFFREY ZELDMAN 著
ランク:A
ゼルドマンが書いたデザインの本。標準に添う事の大切さが学べる。
8冊目:
『声に出して読みたい日本語』 齋藤 孝 著
ランク:A
日本語の美しさってのは、群を抜いていますね。
9冊目:
『奔流』 田中 芳樹 著
ランク:A
不敗の名将・陳慶之を主人公にした歴史スペクタル。
10冊目:
『幕末』 司馬遼太郎 著
ランク:S
暗殺者から見る幕末。あとがきが素晴らしく良かった。
11冊目:
『ケプラー予想』 ジョージ・G・スピーロ 著
ランク:B
フェルマーの最終定理の方が好きだった。ちと難解。
12冊目:
『直観でわかる数学』 畑村 洋太郎 著
ランク:B
数学を概念的に理解するには良書。式はほとんど出てこないw
13冊目:
『小説家が読むドストエフスキー』 加賀 乙彦 著
ランク:B
ドストエフスキーの作品の真髄を解説する本。罪と罰の項が良かった。
14冊目:
『声に出して読みたい日本語2』 齋藤 孝 著
ランク:A
僕の知らない名文はまだまだある。そう感じさせられる。
15冊目:
『誰でもわかる新会社法』 蓮見 正純, 六川 浩明 (著)
ランク:C
一応おさえておこうかと・・。既存の法律を知っているのが前提?
16冊目:
『Webマーケティングの入門教科書』 田中 あゆみ 著
ランク:B
Web広告についての情報が豊富でよかった。ログについてはいらない。
17冊目:
『海嘯』 田中 芳樹 著
ランク:S
南宋滅亡までの悲劇。スケールが壮大で感動的。オススメ
18冊目:
『心理パラドクス』三浦 俊彦 著
ランク:A
心理的死角を突いた問題が101問、頭を思いっきりつかう。
19冊目その1:
『〜進化するWeb〜 セマンティックWeb』
Dieter Fensel, Henry Liebermanほか
ランク:B
セマンティクWebがどう広がるかはグレー。信用レイヤってのがあるw
19冊目その2:
『MySQLによる最速RDBMS構築ガイド』鶴長 鎮一ほか 著
ランク:A
レプリケーションとかロードバランスとかが面白かった。
20冊目:
『Illustrator CS2の仕事術』高橋 正之, 五島 由実 , 叶 生 著
ランク:A
綺麗で見やすくて○。
21冊目:
『花神(上)』 司馬 遼太郎 著
ランク:S
村田蔵六(大村益次郎)が主人公。最高の一言!!
22冊目:
『花神(中)』 司馬 遼太郎 著
ランク:S
蔵六が長州総司令官に。四境戦争辺りの話。
23冊目:
『花神(下)』 司馬 遼太郎 著
ランク:S
「蔵六は花神の仕事を背負った。」感動!
24冊目:
『あなたはコンピューターを理解していますか?』梅津 信行 著
ランク:A
やさしいけど内容は非常に濃い。初心者でもOK!
25冊目:
『「伝わる!」説明術』 梅津 信行 著
ランク:B
アナロジーを使った説明術。
26冊目:
『歴史と風土』 司馬 遼太郎 著
ランク:S
風土や民族学的見地から歴史を考察するエッセイ。名著。
27冊目:
『ディフェンシブ・ウェブデザインの技術』 37signals 著
ランク:A
かなりイイ。こちらはインターフェースのデザインの本。
28冊目:
『決断力 』 羽生 善治 著
ランク:A
Sにしようか迷ったほど良かった。将棋の話だけではない。
29冊目:
『漢詩をたのしむ』 林田 慎之助 著
ランク:A
李白が最高!ジャンル別の漢詩集。
30冊目:
『99・9%は仮説』竹内 薫 著
ランク:B
実はこの世界の99.9%が仮説で出来ている。衝撃的な一冊。
31冊目:
『新ネットワーク思考』アルバート・ラズロ・バラバシ 著
ランク:S
ネットワークの概念を変えてくれた一冊。実はIT系の本ではない。
32冊目:
『ウェブ進化論』 梅田 望夫 著
ランク:S
最後の一冊はコレを読み直そうと最初から決めていた。
・守れなかった制約
結局32冊読むのに一ヶ月を3日ほどオーバー。
定期購読している雑誌がすべて読めなかった。
・総評
沢山知識を詰めこんでいると、時折いろんな知識の関連が見えてきて、リンクしていくときがあるんです。それが非常に快感ですね。この一ヶ月で自分の世界がかなり広がりました。
今回読んだほんで特に素晴らしかったのは、なんといっても、やはり司馬遼太郎先生。なんかね、特別なんですよ司馬先生は。天才性を非常に感じます。
この一ヶ月間他の事にわき目も振らず本ばっかり読んでいたので、結構フラストレーションが溜まっています。特に技術系で試して見たいこと、作って見たいものが沢山あるので、一気に消化していこうと思ってます。
押さえ込まれていた欲求だけに、開放する時はより衝動的になれるんです。これは計算外の副産物ですが、思わぬ拾い物でもあります。
人間の感情の中で最も強力なものは「衝動」ですから・・。
あーちかれた。
自分強化月間三十冊目の本。
本当は3月中にエントリしてしまいたかったんですけど、エントリするのが遅れてしまいました。
この本は、一度読んだことがある本なんですが、折角の機会なんでもう一度読み直してみようと思った一冊です。
ネットワークといってもWWWとかのネットワークではなくて、あれもネットワークの一つなんですが、この場合のネットワークは人と人のつながりのネットワークです。
複数の人間が存在すれば、そこにネットワークが生まれるんです。現実社会のネットワークはさぞかし複雑だろうと思いきや、そうでもない。
1967年ハーバード大学教授スタンレー・ミルグラムは驚くべき事を発見します。
「世界の誰とでも六人でつながれる」というものです。
つまり、友達の友達の友達の・・・とずっとたどっていけば、6人を経由して世界のだれとでもつながれのです。「六次の隔たり」なんていいますが、これはパレートの法則(80対20の法則)ぐらい一般的な法則です。
そんなネットワークに関するTipsが書いてあります。
ネットワークというものがどのように形成されていくか、現在のネットワークがどんな形になっているかを解説されていたり。
正直面白いです。初めて読んだときは今までのネットワーク観が見事に変わった一冊でもあります。
自分強化月間二十九冊目の本。
タイトルが気になって衝動買いした本なんですけど、
なかなか面白い本でした。
実は現実社会のうち99.9%は仮説の上に成り立っているんだよ。
って本です。
知っていましたか?
実は飛行機が飛ぶ理由って科学的に解明されていないんです。
翼の形のおかげで、空気の流れの速度が違ってくる。そのため、翼の上部の空気と下部の空気の間に気圧の差が生まれて、揚力が発生する。
一般的な飛行機が浮かぶ理由なんですが、
実はコレ、科学的に証明されていないそうです。
ワシントン大学の航空力専門家のスコット・エバーハートのレポートに端を発するものなんですが、ちょっとしたセンセーションを起こしたそうです。
他にも一般化的にしられているけど、実際証明されていない事ではこんなものがります。
- マイナスイオンは何故体にいいのか?実際に体にいいのか?
- 地震の原因はプレートのズレというのは証明されていない。
- 地球温暖化の原因と二酸化炭素の増加は関係があるか解らない。
- 全身麻酔が効く理由は実はよく解っていない。
こうしてみると、我々が当たり前だと思っている事柄は、実は単なる仮説なんです。
なぜなら、科学という学問自体が、仮説から推測する演繹的なアプローチをとる学問だからです。
とある実験をしてみて、共通の現象が発見できたらそれを仮説としてまとめて、
その仮説が正しいか判断する実験を行い、それらしい結果が得られれば、発表してしまう。それが科学なんです。
同じ理系科目でも数学は帰納的なアプローチをとりますので、証明された事柄はまず正しいのですが、科学は実はザルです。一つの仮説が崩れてしまえば、その仮説をもとにしているモノも、同様に否定されてしまうんです。
怖い学問ですね。


















