自分強化月間十三冊目の本。
小説家ではドストエフスキーが好きです。
カンの良い人は気が付いているかも知れませんが、Crime & Penaltyも小説『罪と罰』からとっています。本来はCrime & Punishmentが正しいんですが、響きのよさでPenaltyにしているんです。
それはさて置き、
ドストエフスキーの作品の作品はどれも名作揃なんですが、僕が一番好きなのは「罪と罰」です。そもそもはタイトルに惹かれて読んだんですが、罪を犯した人間が次第に罪悪感に追い詰められてゆく描写は、非常に生々しく、読者を引き込んでゆきます。
主人公のラスコリーニコフは人殺しをしてしまう訳ですが、単純に人を殺した罪悪感に追い詰められている訳ではなくて、本来殺すつもりじゃなかった人物まで殺してしまったことに罪悪感を感じているんです。そのあたりの描写が素晴らしく、特に作品中に出てくるラスコリーニコフの夢は、追い詰められている人間の深層心理、はたまた、人間の2面性を見事なまでに演出しています。
ドストエフスキーの作品は多くがそうなんですけど、作品の中で見所が幾つかあるんです。単に物語として読んでも面白いんですが、そのあたりの見所を意識して読むと、更に面白い。
ドストエフスキーを読む機会があったら、先にこういった本で見所を読んでおくのもいいかもしれません。
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