自分強化月間十九冊目の本。ただし、読みかけの本なので、もう一冊の読みかけの本とセットで一冊と見なします。
World Wide Web(WWW)が社会の中で一般的になったのが1995年頃でしょう。
Windows95からTCP/IPが標準で導入され、それから驚くべきスピードでネット社会が出来上がってきました。
多くの破壊的なイノベーションが生み出され、Webは進化を続けてきました。
あれから10年が過ぎ去り、Webは新しい10年を迎えます。
2nd decade(decadeは10年間の意)、Web2.0なんていわれています。
しかし現在のWebの有り様は、当初のWebのあり方とは、若干違うものとなっています、ありとあらゆる情報が溢れ、玉石混交の様相を呈しています。
もちろん石の中から玉を選ぶ技術というのも進化してきていますが、
Webの創始者たるTim Berners-Leeが意図したWebはもっとシンプルな構造を持つものでした。
1999年頃から、本来意図されたWebをセマンティックWebと呼ばれています。
セマンティックWeb自体が何者か本文から抜粋すると、
セマンティックWebは、膨大なWebから必要とする情報を効率よく探し出したり、Web上に分散した情報を組み合わせ集約するなどのことを自動的に処理したりするための技術である。HTMLによる文書ではなく、RDFによって書かれたメタデータをコンピュータによって処理させることによりこれを実現しようとしている。
とあります。
勿論独自の技術ばかりを使っているわけではなく、URI、Unicode、XMLなどの既に一般化している仕組みに立脚して、さらにRDF M&S、RDF Scheama、オントロジなどの仕組みが考えだされています。
次の10年をイメージするのに役立つかと思い読んだんですが、
これからの10年がどのように発展して行くかは、未だ様子を見る必要がありそうです。

『〜進化するWeb〜 セマンティックWeb』
Dieter Fensel, Henry Lieberman, James Hendler, Wolfgang Wahlster 編集
ジャストシステム ¥5,040 (税込み)
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