自分強化月間二冊目。
なんとなく気になってしまって手に取った本。
「結局なんだかんだ言っても容姿が一番」っていう意見をデータを挙げて書いている本だと思っていたら、コミュニケーション理論の本でした。
良く見たら本の帯にも書いて有りましたね。
要するに、言葉である「バーバル・コミュニケーション」と、表情や、身振り手ぶりのパフォーマンスを含めた「ノンバーバル・コミュニケーション」を対比させた本です。
アマゾンでは酷評されているみたいですけど、こういうコミュニケーション論を知らない方は結構たのしめるかなぁ。という気はします。
ちょっと、見た目の話からはずれてしまいますけど、
最近僕はコンテキストを非常に意識していてます。
コンテキストって言うのは「文脈」とか「前後関係、情景」なんて意味ですけど、一般的には「共有知」のことをさします。
コミュニケーション理論では、
「暗黙の了解」とか、「あうんの呼吸」というのは「ハイ・コンテキストな状態」なんていいます。
会話をするのに、このコンテキストが高い状態は非常に楽なんです。
なにか専門用語を使ってもわざわざ説明しなくてもすむし、
お互いの誤解を生じずらい。
たとえば僕はIT系人間ですから、
「その辺の機能については、軽くブレストしながら洗い出しましょう。」とか、
「言語はライトウェイトなRailsで、開発手法はアジャイルで行きましょう」(これはちょっとわざとらしいか・・)
なんて事を言いますけど、僕の周りではこれで96%ぐらいは誤解なく意思疎通できてしまう。これは一度覚えると快感ですね。
最近ではRSSとか、ソーシャルブックマークとかコンテキストを共有する手段が充実してきたので、普段顔を合わせていなくての、まるで昨日の野球の結果を話すように、最先端の技術の話ができてしまう。
非常に便利な世の中です。
もともと、日本は伝統的にハイ・コンテキストな社会です。
職人の世界では、弟子が師匠から教えをうけるのではなく、師匠の技を弟子が盗みみて覚える社会です。そこに言葉は介在しません。
不思議でならないのは、これだけハイ・コンテキストな社会なのに、何故か「ノンバーバル」なコミュニケーションが苦手だったりします。
じゃあ、ナニでコミュニケーションしているのか?
そのあたりの答えが日本人の面白い所でしょうね。
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