hack my life: 2006年2月アーカイブ

2006年2月アーカイブ

自分強化月間三冊目。

福沢諭吉ってどんな人でしょう?
恐らく多くの人が「慶応大学」を創った人とか「学問ノススメ」を書いた、一万円札の絵柄になっている人物ー。
そんな風に答えるのではないでしょうか?

歴史が好きなひとは、大学だけでなく、新聞や銀行を作り、為替手形の概念を日本に持ち込み、「学問ノススメ」や「福翁自伝」などの著作がマルチな経済人。
なんて答えるかもしれません。

僕自身はそれほど福沢諭吉に詳しいわけではなくて、新聞や銀行までは知っていましたが手形を持ち込んだのが諭吉ってのは知りませんでした。

大学を創り、「学問ノススメ」を書いている位だから、高潔な聖人君主みたいな人かと言うとそうでもありません。どこか飄々としていて、気位が高く、それでいて憎めない。そんな人物のように思えます。司馬遼太郎先生の「峠」にもちょこっと登場して、そんんな飄々としたイメージで書かれています。
主人公河井継之助も非常に諭吉の興味を覚えていますね。

そんな福沢諭吉から、今社会で生き抜く知恵を学ぼう。という趣旨のほんです。

姉妹著(?)に「座右のゲーテ」という本があって、僕はゲーテが非常に好きなので、そちらを先に読んでしまって、暫く諭吉はお預けしたまま忘れていたんですけど、強化月間という事でようやく読むはこびとなりました。

ゲーテの言葉というのは非常に真理をついていて、それでいて教条的でないところが好きなんですが、生き方、考え方という点においては諭吉の方が、より僕好みです。

たとえば、次の箇所です

本当に朋友になって共々に心事をかたるいわゆる莫逆の友というような人は一人もいない、世間にないのみならず親類中にもない、と言って私が偏屈者で交際ができないというのではない。

諭吉は、人を信用しないのか?っていう事ではなく、それは大学を創って人を教えるような人ですから、人付きあいは上手な筈です。
ただし、それは誰とでも心を開いて裸で話すというわけではなくて、適切な距離をおいて付き合うことで、こまごまとした諍いから離れた所にいたという事です。
「誰とでも本心から話せば解りあえる」などというのは、いわゆる理想論、ユートピア論でしかなくて、現実にはそう簡単には行きません。

これがゲーテなんかになると、すぐに心を開いてしまいます(特に女性)。この本の中にも書いてありますが、ゲーテが「若きウェルテルの悩み」という恋愛モノを書いた時、そのあまりの情熱に、ヨーロッパの恋人達が影響を受けて自殺してしまうなんて事がありました。

非常に対照的な性格をしていますね。

とはいえ、似たような事を言っている箇所もあります。

人々才力を有するも、進み手事を為すべき目的あらざれば、ただ退きて身を守る策を求むるのみ。数百年の久しき、その習慣ついに人の性と為りて、いわゆる敢為の精神を失い尽くすにいたれり。

どんなに才能があっても、目的を持って実行しなければ、結局身を守るだけとなってしまう。そんな意味です。
ゲーテにも似たような言葉が多々あります。

どちらが素晴らしいか、などという話は置いておいて(どちらも素晴らしい)、ゲーテも諭吉も心に刻み込んでおきたい言葉です。

余談ながら、最近良く著書を読んでいる斎藤孝氏は僕の大学の教授でした。
学部が違ったんですが、講義をとっておけばよかったなぁ。なんていまさら後悔しています。

ちなみに、ゲーテについては、31冊の中に別の本が入る予定なので、そこで書こうと思っています。


「座右の諭吉」
齋藤 孝  著
光文社  ¥735 (税込み)

一昨日Amazonのウィッシュリストを見ていたら、
すごくいい感じに変わっていて思わず奇声を発してしまいました。

今までがあまりにもアレだったので。
一番嬉しいのが、画像がちゃんと出るようになったこと。
次に嬉しいのが買った本をフィルタできること(←コレって前のありましたっけ?)

まだやってませんが複数リストを作れるみたいですね。
ジャンル別にリストを再編しようと思っています。

本好き&Amazonヘビーユーザーの僕には至れりつくせりです。
ふふふ・・

自分強化月間二冊目。

なんとなく気になってしまって手に取った本。
「結局なんだかんだ言っても容姿が一番」っていう意見をデータを挙げて書いている本だと思っていたら、コミュニケーション理論の本でした。

良く見たら本の帯にも書いて有りましたね。

要するに、言葉である「バーバル・コミュニケーション」と、表情や、身振り手ぶりのパフォーマンスを含めた「ノンバーバル・コミュニケーション」を対比させた本です。

アマゾンでは酷評されているみたいですけど、こういうコミュニケーション論を知らない方は結構たのしめるかなぁ。という気はします。

ちょっと、見た目の話からはずれてしまいますけど、
最近僕はコンテキストを非常に意識していてます。
コンテキストって言うのは「文脈」とか「前後関係、情景」なんて意味ですけど、一般的には「共有知」のことをさします。

コミュニケーション理論では、
「暗黙の了解」とか、「あうんの呼吸」というのは「ハイ・コンテキストな状態」なんていいます。

会話をするのに、このコンテキストが高い状態は非常に楽なんです。
なにか専門用語を使ってもわざわざ説明しなくてもすむし、
お互いの誤解を生じずらい。

たとえば僕はIT系人間ですから、
「その辺の機能については、軽くブレストしながら洗い出しましょう。」とか、
「言語はライトウェイトなRailsで、開発手法はアジャイルで行きましょう」(これはちょっとわざとらしいか・・)
なんて事を言いますけど、僕の周りではこれで96%ぐらいは誤解なく意思疎通できてしまう。これは一度覚えると快感ですね。

最近ではRSSとか、ソーシャルブックマークとかコンテキストを共有する手段が充実してきたので、普段顔を合わせていなくての、まるで昨日の野球の結果を話すように、最先端の技術の話ができてしまう。
非常に便利な世の中です。

もともと、日本は伝統的にハイ・コンテキストな社会です。
職人の世界では、弟子が師匠から教えをうけるのではなく、師匠の技を弟子が盗みみて覚える社会です。そこに言葉は介在しません。

不思議でならないのは、これだけハイ・コンテキストな社会なのに、何故か「ノンバーバル」なコミュニケーションが苦手だったりします。

じゃあ、ナニでコミュニケーションしているのか?
そのあたりの答えが日本人の面白い所でしょうね。


「人は見た目が9割」
竹内 一郎  著
新潮社  ¥714 (税込み)

自分強化月間一冊目の本。

前々から気になっていた本なんですが、
僕は自分が日本人として生まれてよかったなぁ、と改めて思いました。

以前から日本人であることに誇りを持ってはいましたが、それは日本人は美的感覚に優れた人種だからです。

儚いものに美を見出す感覚は世界でもトップクラスで、
世界的にも非常に評価が高い、日本人の美点です。

「もののあわれ」とか、「わび」「さび」という感覚は日本独自の(中国には近い感覚はありますが)ものでしょう。

その理由として著者はこんなことを言っています。

日本という土地には、台風や地震や洪水など、一年を通じて自然の脅威が絶えません。他国よりも余計に「悠久の自然と儚い人生」という対比を感じやすい。「無常観」というものを生み出しやすい風土なのでしょう。

ある種の悲観的な情景を美学にまで昇華させるその感性は誇るべきものです。
別の本ですが、ちょっと面白い視点でその点を捉えている方が居たのでついでに紹介しておきます。

日本には手ごたえのない事をあらわす諺が非常に多い。「ぬかに釘」、「暖簾に腕押し」、「豆腐にカスガイ」、「柳に風」。我々の祖先はよっぽど手ごたえのない思いをして、繊細にそれを表現し分けていたのでしょうか?

土地柄的に考えても大いにありえることですね。

また日本独自の美学として「武士道」があげられています。
これも世界中で非常に評価が高い。「五輪の書」が最近アメリカでベストセラーになったり、新渡戸稲造の「武士道」をルーズベルト大統領が大いに気に入って、大量に買い込んで子供や知人に配った、というのは有名な話で、この本の中でも紹介されています。

別の章では、「自由」、「平等」、「民主主義」を批判しています。
結局のところ、「自由と平等」はフロンティア論的な理想でしかなく、「民主主義」にいたってはヒトラーを生み出す温床になったと書いています。

確かにその通りで、ヒトラーによる軍事力増強、国際連盟の脱退、他国の侵略などは国民の90%が支持しています。実は政治制度としては大いに欠陥がある制度ともいえます。

僕のバイブルである「銀河英雄伝説」にこんなくだりがあります。
銀河帝国の宰相であるラインハルト・フォン・ローエングラムが、自由惑星同盟を征服した後、民主主義の擁護者として最後まで戦ったヤン・ウェンリーと会談したときの言葉です。

『民主主義とは、自らの自由意志で、自らを貶める政体のことか?』

このセリフは衝撃的でした。

「もし、民主主義政体において、人民が自由意志で専制政治を容認したら、そのパラドックスをどう解決するのか?」
そんな事が主眼に置かれているシーンです。

ちょっと話が前後してしまいましたが、
先進国の多くが制度的に崩壊行く中で、我々日本人はどうして生きて行くべきか、その答えの一端が書かれています。

日本人、特に若い人に是非読んで欲しい本です。

僕はコレを読んで、新渡戸稲造の「武士道」を読みたくなってしまいました。


「国家の品格」
藤原 正彦  著
新潮社  ¥714 (税込み)

最近、どうもやりたい事が出来ていない。
特に本を読む量が減ってきた。

ちょっと甘えがあったのかもしれない。

だから、3月は自分に制約を付けて、
自分強化月間にします。

目標 一ヶ月で本を31冊読む

制約 190ページ以下の本は1冊とみなさない
制約 今ある手を付けていない本は31冊に必ず含める
制約 一週ごとに7冊読むものとし、達成するまでは寝ない。
制約 雑誌は含めないものとする。(定期購読中の5冊は絶対読む)
制約 200ページも1000ページも1冊は1冊。
制約 辞書的な技術本は目標の31冊からは除外する。
制約 通勤時は技術本のみで目標の31冊以外を読む。
制約 読みかけの本は2冊で1冊にカウント
制約 一切の例外を認めない。

たとえ眠れずに倒れても自業自得。
とはいえ、今倒れると多大な迷惑をかけるので、

制約 平日はちゃんと4時間半は寝る。

未着手の洋書が一冊しかないのが救いか・・・。
ポイントは週末に何冊読めるかです。

ただ単に読みました!じゃ意味が無いので、
よんだ本はココに書評を書いて行きます。

結構きついけど、それぐらいの負荷を与えないと、結局何もできない気がします。

最近ジャズにハマってます。

昔からドラムはジャズドラムが一番カッコいいと思っていたのですが、
ジャズって何を聴いていいか迷ってしまってなかなか手が付かなかったのですが、最近いいアルバムを見つけました。

これはアニメのサントラなんですけど、すっごくカッコ良くて、
毎日通勤時に聞いています。

ジャズに興味がある方は是非一度聴いて見てください。

なんというべきか・・・
僕はこの時代に生まれたことを幸福に思います。
そんな事を思わせてくれた本。

何でそんなことをわざわざ言うかというと、いま時代が大きなうねりを生んでいるからです。

インターネットという平行次元の誕生。それに続くパラダイムシフト。今ウェブ上で大きな、とても大きな変化が起きています。

インターネットが一般社会に出現しつつあった1995年から10年を数え、
最近では今までのウェブをバージョン1.0と捉え、これからの(または今変化しつつある)ウェブのあり方をバージョン2.0とする、「Web2.0」という考え方が一般化してきました。

しかし、「Web2.0」がいったい何なのか?という議論はいまだに収まらず、解釈するひとそれぞれとなってきています。

そんなウェブ上の変化を、非常に解りやすく、かつ技術に偏りすぎずに書かれた本が
梅田 望夫著の「Web進化論」です。

梅田望夫氏は次の10年への柱として次の3つを挙げています。

  • インターネット
  • チープ革命
  • オープンソース

インターネットの普及とコストの低下、チープ革命によるハードの価格の下落、
そしてLinuxに代表される、オープンソースがもたらした無料で良質なソフト群。
この3つの柱によって、誰でもコストをかけずにウェブの「むこう側」に自分の世界を築けるようになりました。

ウェブ上にパラダイムが出現したわけです。
このパラダイムでは、自宅に居ながらにして世界中の情報即座に収集したり、モノを売ったりできます。さらには、blogを使って自分自身のコピーを作って多くの人とコミュニケートしたり、広告や商品を紹介してお金を稼いだり etc....

そんな変化がもたらしす「三大法則」が、

  • 神の視点からの世界理解
  • ネット上に作った自分の分身がカネを稼いでくれる新しい経済圏(バーチャル経済圏)
  • (≒無限大)×(≒ゼロ)=something' あるいは、失われていった価値の集積(ロングテール)

の3つです。
これは単にITの話だけではなくて、身近な生活や、ビジネスのあり方まで変えてしまっっています。本当にエキサイティングな時代になったなぁと思います。

凄く盛りだくさんな内容なので、ほんのさわりだけしか書けていませんが、
今後すこしずつ細かい内容に触れてゆきたいなと思います。

余談ながら、あまりに本がすばらしかったので、
自分の周りの人々に配ろうと、4冊買ってしまいました。


「ウェブ進化論 -本当の大変化はこれから始まる」
梅田望夫 著
ちくま新書 777円(税込み)

最近Xkyemacsを使い始めました。

Windows上でモンスターテキストエディタemacsのキーバインドが使用できるようになるソフトなんすが、非常に混乱します。

普通はemacsユーザーがWindowsのキーバインドが気に入らなくて使うんでしょうが、
僕の場合はそろそろemacsを覚えたいって理由で使っています。

つい手癖でctrl + sで検索ウィンド出しちゃったり、
Undoしようとして、変なアプリ立ち上げちゃったり・・・。

それでも ctrl + v , alt + v とかctrl + h は便利ですね。
動作も割りと安定しているし、タスクトレイでオンオフ切り替えられるし。

早くemacsを使いこなせるようになりたいわ〜♪

やたら寒いと思ったら東京は雪です。
これは冬将軍ってやつですか?

前々からおもっていたんですが、ハリケーンみたいに冬将軍にも名前をつけたらどうでしょう?

「明日より、冬将軍『ミフネ』が日本全土を覆います。雪道には気をつけてください・・・」

とかね。

あ、ダメだ。

絶対日本びいきの外人が「将軍に会ってみたい!」とか言い出すにきまってる。
うっとうしい事このうえない。

買ってしまいました。「英語が苦手な大人のDSトレーニング えいご漬け」。

よそうしていた通りすっごくイイ。
メインは英語を聞き取って、タッチペンでカリカリ書いていくディクテーションなんですけど、学生のうちぐらいしか、英語を書き取ることが無いので、結構新鮮です。

こうしてみると意外と綴りがわからない単語もありますね。
問題を解いて行くと、ハンコが増えたりミニゲームが増えたりとお楽しみ要素もちゃんとあって飽きづらいつくりになっています。

これでTOEIC800点オーバー!ってのは甘いかな・・・

アドセンス

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